Workspace ONE Intelligent Hub での Hub サービスの利用

注:Workspace ONE Intelligent Hub は、既存の AirWatch Agent アプリがそのまま別の名前のアプリとしてアップグレードされたものです。つまり、現在デバイスにインストールされている AirWatch Agent は、アプリの更新/アップデートにより自動的に Intelligent Hub に置き換わります。ですが、Intelligent Hub へのアップグレードによって、これまで Agent で提供されてきた機能が利用できなくなることはありません。Workspace ONE UEM コンソールで設定を変更する必要もありません。お客様のユースケースはすべて、これまでどおりサポートされます。しかし、デジタル ワークスペースをフルに活用いただくための新機能を利用するには、Hub サービスを有効にする必要があります。

iOS 版と Android 版の Intelligent Hub アプリには、名称変更だけでなく機能強化も施されています。Intelligent Hub アプリは、従業員が場所やデバイスを問わずセキュアに企業のリソースにアクセスしたり、他のユーザーを検索したり、ワークフローを遂行したりできる、一元的なエントリ ポイントとして機能します。Intelligent Hub の中核をなすコンセプトは「従業員とのシームレスな結び付き」と「エンドユーザーにとっての生産性を優先したシンプルさ」の 2 つです。これを実現するために、VMware はお客様のビジネス ニーズの伸展に合わせて逐次、有効にしていくことができる「Hub サービス」(アプリ カタログ、ユーザー機能、通知機能など) をご用意しました。

Hub サービスはクラウド展開のみでの利用が可能で、VMware Identity Manager と同じクラウド環境で展開/提供されます。Hub サービスは Workspace ONE UEM コンソール (バージョン 1810 以降) や VMware Identity Manager 管理コンソールから構成可能です。Hub サービスの一部の機能を構成/セットアップするには、クラウド環境の VMware Identity Manager (IDM) が必要になります。 

以下のセクションでは、従来の AirWatch Agent の機能に加え、お客様の従業員がさらに価値のあるサービスを活用できるよう、Intelligent Hub でこれらの追加機能を利用可能にする方法について説明します。

 

Hub カタログ サービスを有効にする - クラス最高水準のエンタープライズ アプリ ストア

従業員の業務の生産性を向上させるためにまず必要なものは、日常的に使用するアプリに素早くアクセスできる環境です。一方で、アプリ カタログとしては、IT 管理者がアプリのセキュアな配信、アプリへのアクセス制限、アプリのライフサイクル全体の管理などを実行できるようになっていることも重要です。Intelligent Hub の新しいアプリ カタログは、エンタープライズ クラスのセキュリティを損なうことなく、優れたユーザー エクスペリエンスを提供します。

Hub のアプリ カタログを有効にするには、次に示す簡単な手順を実行するだけです。

Hub サービスをアクティブ化する

  • Workspace ONE UEM コンソールにログインし、[グループと設定] > [Hub 構成] と進みます。
  • フィールドに値が入力されていない場合は、ご利用の VMware Identity Manager (IDM) テナントの URL を入力します。注:Hub サービスは VMware Identity Manager と同じ環境でホストされているため、SaaS 環境の VMware Identity Manager テナント URL が必要になります。すでに構成/セットアップ済みの VMware Identity Manager を構成し直す必要はありません。
  • VMware Identity Manager テナントの URL がわからない場合は、サポート リクエストを発行してください。 
  • クラウド上に VMware Identity Manager の UAT 環境 (<サブドメイン名>.vidmpreview.com) をお持ちであれば、Hub サービスを有効にしてカタログ、ユーザー機能、通知機能などをお試しいただけます。VMware Identity Manager の本番環境 (<サブドメイン名>.vmwareidentity.com) では、アップデートが一般公開されるまでは、Hub サービスを有効にしようとしてもアクセス エラーが表示されます。

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Hub サービスと UEM Console との間の信頼関係を確立する

  • [起動] ボタンをクリックして Hub サービス構成画面を開きます。
  • すでに VMware Identity Manager と UEM Console との間の信頼関係が確立されていれば、Hub サービスは UEM Console との通信にその情報を使用します。必要な情報がすでに入力された状態で [UEM 構成] 画面が表示されます。これにより、シングル サインオンで Hub サービスの構成画面に移動できます。追加の操作は特に必要なく、そのまま次のステップに進めます。
  • まだ信頼関係が確立されていない場合は、UEM コンソールの [はじめに] 画面に移動し、VMware Identity Manager との接続を構成する必要があります (下図を参照)。接続の構成が完了すれば、[起動] ボタンをクリックすることで、シングル サインオンにより Hub サービス構成画面に移動することができます。

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Hub サービスのアプリ カタログを構成する

  • [カスタマイズ] タブを選択し、Intelligent Hub アプリでの表示や機能をカスタマイズします。
  • このステップはオプションです。カスタマイズを行わなければ、Intelligent Hub アプリのロゴやデザイン、機能などはデフォルトのままになります。

 以下の項目をカスタマイズできます。

  • セクションを追加したりセクションの表示順序を変更したりして、アプリ カタログ内でのアプリの表示方法を調整できます。
  • アプリに対するユーザーの評価を収集するアプリ評価機能の有効/無効を切り替えることができます。

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Hub サービスのブランディングをカスタマイズする

  • [ブランディング] タブの機能を使用することで、独自のロゴやブランド カラーを使用して、企業ブランドに合わせてカスタマイズした Intelligent Hub を展開できます。
  • 変更の結果を表示して確認するためのライブ プレビューも利用できます。[保存] をクリックすると、ほぼリアルタイムで新しいブランディングが Hub アプリに適用されます。
  • 注:それまで MDM モードで (Hub サービスを使用せずに) 運用されていた Intelligent Hub に対して UEM コンソールで設定していたブランディングはすべて、このブランディング設定でオーバーライドされます。

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UEM コンソールで Hub サービスのアプリ カタログを有効にする 

  • Hub サービスのアプリ カタログを構成し終えたら、UEM コンソールに戻り、UEM 展開環境全体に対して Hub カタログを有効にする必要があります。
  • 画面右上の [HUB のセットアップに戻る] ボタンをクリックして UEM コンソールに戻ります。
    • [すべての設定] > [アプリ] > [Workspace ONE] > [AirWatch Catalog] > [全般] > [公開] と進み、[Hub カタログ (iOS)] と [Hub カタログ (Android)] を有効にします。
    • また、この画面で AirWatch レガシー カタログ (iOS と Android) を無効にして使用できなくすることも可能です。

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これで Hub カタログが使用可能になりました。このように簡単なステップをいくつか実行するだけで、優れたカタログ機能をエンドユーザーに展開できます。管理者はアプリのアクセス管理だけでなく、重要なアプリをハイライトしたり、推奨アプリを表示したりできるようになります。エンドユーザーは UEM コンソールを使って公開された社内アプリ、パブリック アプリ、Web アプリを検索したり表示したりできます。また、アプリを評価したり、E メールでフィードバックを送信したりすることもできます。

注:アプリをユーザーに割り当て直す必要はありません。すでに UEM コンソールで構成されている設定がそのまま適用されます。

以下は、iOS Intelligent Hub アプリに表示されるアプリ カタログ画面の例です。

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Intelligent Hub の [ホーム] タブを有効にする

オプションとして、Hub サービス構成画面から [ホーム] タブの機能を有効にすることもできます。

[ホーム] タブを使用すると、外部向けに公開されている企業のポータル サイトやリソース ポータル サイトを Intelligent Hub 内に表示できます。エンドユーザーは一か所から必要な情報にアクセスしやすくなります。

[ホーム] タブに関する詳細をいくつか示します。

  • [ホーム] タブは、[構成] タブで有効にします。
  • アプリのナビゲーション ツールバー上で先頭に表示するか末尾に表示するかを選択できます。
  • [ホーム] タブではデフォルト ブラウザが使用されます。
  • Intelligent Hub 自体の機能としては、社内ネットワークの認証やトンネル リソースには対応していません。このようなケースでは、デバイスを管理対象とし、UEM コンソールを使用して VPN やトンネル アクセスを適用するようにしてください。

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VMware Identity Manager を使用した Hub サービスの全機能を有効にする

Hub カタログ サービスと [ホーム] タブを有効にすることは、デジタル ワークスペース導入への第一歩です。

さらに VMware Identity Manager (IDM) を有効にして次のレベルに進みましょう。これにより、デジタル ワークスペースのさらなる活用に向けて、モバイル アプリ、Web アプリ、Horizon アプリ、Citrix アプリでのシングル サインオン、ユーザー機能、通知機能などの新しいサービスを利用できるようになります。IDM を使用してデジタル ワークスペースをフルに活用できるようにするには、以下のセクションに示す手順を実行してください。 

VMware Identity Manager をセットアップする

  • お客様のユースケースに合わせて VMware Identity Manager を構成/セットアップします。詳細は、こちらのドキュメントを参照してください。
    • UEM コンソールまたは VMware Identity Manager 管理コンソールから Hub サービス構成画面に移動してください。VMware Identity Manager 管理コンソールから Hub サービス構成画面に移動するには、[カタログ] > [Hub の構成] と進み、[起動] をクリックします。

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ユーザー サービスを構成し有効化する

  • ユーザー サービスを有効化することで、エンドユーザーは同僚のプロフィールを検索したり組織図を確認したりできるようになります。このようにユーザー同士がお互いの情報を素早く入手できるようにすることで、部門間の見通しをよくして業務の生産性をさらに向上することができます。
  • このサービスを利用するためには、ユーザー ディレクトリに必要なディレクトリ属性のマッピングと同期を実行します。セットアップ方法の詳細は、こちらを参照してください。
  • Hub サービス構成画面で [ユーザー] 機能が有効になっていることを確認してください。

通知サービスを有効化する

  • 通知サービスを使用することで、管理者はエンドユーザーへの重要なお知らせを通知メッセージの形で送付できるようになります。エンドユーザーは、この通知メッセージから直接、必要なアクションを実行できます。新規アプリ導入のお知らせは、特別な設定なしで利用可能になっています。また、API (VMware {code} で公開) を使用してカスタム通知を作成することもできます。
  • Hub サービス構成画面で [通知] 機能が有効になっていることを確認してください。

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UEM コンソールで認証ソースを変更する

IDM を有効化したら、UEM コンソールで IDM を認証ソースとして指定する必要があります。

  • UEM コンソールで [グループと設定] > [すべての設定] > [デバイスとユーザー] > [全般] > [加入] と進み、[Hub の認証ソース] を [WORKSPACE ONE UEM] から [IDENTITY MANAGER] に変更します。

以上が必要な設定のすべてです。このようにいくつかの簡単なステップを経るだけで、デジタル ワークスペースを使い始めることができるようになります。以下は、iOS Intelligent Hub アプリに表示される上記機能の画面の例です。

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VMware Workspace ONE のユーザー機能

 

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VMware Workspace ONE の通知機能 

 

お問い合わせ

サポートが必要な場合は、My Workspace ONE からチケットを提出するか、お客様の地域のサポート ラインにご連絡ください。

 

敬具

VMware Workspace ONE チーム

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免責事項:これは英文の記事「Enabling and Delivering Hub Services with Workspace ONE Intelligent Hub」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

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