概要
iOS 11.3 では Apple 社により、既存の MDM 制限下での挙動に関するセキュリティの強化が図られています。iOS 11.3 よりも前の iOS では、管理対象のアプリ/連絡先のデータが管理対象外に漏出するのを禁止する MDM 制限を適用している場合でも、連絡先のデータはこの制限の適用外でした。この制限適用の例外により、ユーザーは VMware Boxer などの管理アプリから連絡先にアクセスし、WhatsApp やネイティブの連絡先アプリなどの個人用アプリにデータを転送することができていました。
お客様への影響
iOS 11.3 にアップグレードしたデバイスでは、この制限の適用が変更されます。その結果、管理アプリの連絡先もこの制限の対象となり、ユーザーはデバイス上の管理外の場所からこのデータにアクセスできなくなります。この制限適用の例外が取り除かれたことで、デバイス管理のセキュリティはより強固なものになりました。
貴社の AirWatch 展開ですでにこの制限を利用しているのであれば、今回の変更のメリットを貴社 iOS 11.3 デバイスに取り入れるために必要な作業はありません。下図に、この制限を設定するための UI を示します。
お問い合わせ
サポートが必要な場合は、My Workspace ONE からチケットを提出するか、貴社のサポート ラインにご連絡ください。
敬具
VMware Workspace ONE チーム
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免責事項:これは英文の記事「Managed contacts are no longer accessible in unmanaged destinations with iOS 11.3」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
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