概要
Android は OS 上に「コンテナ」を作成することにより、個人用の領域と仕事用の領域との間でのデータ転送をブロックします。そのため、Android を構成すると、Boxer はデバイス上の個人用領域にあるカレンダーを読み取ることができなくなります。
手順
以下の手順では、Android が構成されており、Boxer アプリが Android デバイスにプッシュされているものとします。
IMAP/POP
- Boxer のアプリ設定で個人アカウントを有効にします。これは、Boxer のグループ割り当て画面の その他の E メール設定 セクションで設定します。これにより、Boxer アプリからデバイスのカレンダーを有効にすることができるようになります。
- Gmail などの IMAP/POP カレンダーに対応した E メール アプリを AirWatch に追加します。
- Boxer の仕様では、IMAP/POP の E メールはサポートされていますが、カレンダーは同期されません。
- このアプリの展開設定を Boxer と同じにすることを推奨します。たとえば、Boxer を自動展開にしている場合は、このアプリも同様に自動展開に設定します。
- Android の制限プロファイルを作成し、ユーザーがサード パーティの個人カレンダー アカウントの追加およびアカウントの追加/削除を実行できるように構成します。Android の制限プロファイルでは既定でこれらの設定が無効になっているため、有効に切り替える必要があります。
- エンドユーザーに、デバイスに展開された 2 つ目の E メール アプリを開くように指示します。アプリを開いたら、個人カレンダーのアカウントにログインしてもらい、アプリで E メールが同期されるまで待つように指示します。
- エンドユーザーに、Boxer アプリを開いて 設定 をタップし、画面をスクロールして、デバイスのカレンダーを有効にするオプションを表示するように指示します。このオプションを有効にすると、個人カレンダーにリンクされた個人用 E メール アカウントが Boxer に表示されます。
- Boxer のカレンダーに、個人カレンダーのイベントが表示されるようになります。
Exchange
- Boxer のアプリ設定で個人アカウントを有効にします。これは、Boxer をグループに割り当てる画面の その他の E メール設定 セクションで設定します。これにより、Boxer アプリからデバイスのカレンダーを有効にすることができるようになります。
- Android の制限プロファイルを作成し、ユーザーがサード パーティの個人カレンダー アカウントの追加およびアカウントの追加/削除を実行できるように構成します。Android の制限プロファイルでは既定でこれらの設定が無効になっているため、有効に切り替える必要があります。
- エンドユーザーに、Boxer アプリを開いて 設定 をタップし、画面をスクロールして、デバイスのカレンダーを有効にするオプションを表示するように指示します。このオプションを有効にすると、個人カレンダーにリンクされた個人用 E メール アカウントが Boxer に表示されます。
追加情報
- さらに個人アカウントを追加するには、2 つ目の E メール アプリを開き、そこで目的のアカウントを追加します。
- アカウントを追加することで、その E メール アドレスに関連付けられたカレンダー イベントが OS のカレンダー データベースに反映されます。
- Boxer はこの OS データベースから情報を取り出して自身のカレンダーに展開し、少しの間をおいて同期を実行します。
Other Languages: English
免責事項:これは英文の記事「Adding Personal Calendars to Boxer Configured with Android」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
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