Apple Business Manager の VPP 場所ベース トークン

概要

WWDC 2017 でも発表されたように、Apple 社は VPP アカウントの新機能を公開しました。具体的には、VPP アカウントを Apple Business Manager に追加することができるようになっています。この VPP アカウントのトークンは新たに「場所」に関連付けられます。これにより、コンテンツ管理者はより手軽にある場所/VPP トークンから別の場所/VPP トークンにライセンスを移動し、必要に応じてその結果を AirWatch に反映することができるようになりました。

Apple Business Manager の「App とブック」への移行

VPP アカウントが Apple Business Manager の対象となっていない場合 

Apple Business Manager (ABM) の対象となっていない購入担当者がいる場合は、「場所」に追加する前に、それらの購入担当者を組織に招待する必要があります。この作業には、AirWatch 上での操作は必要ありません。これにより、既存の VPP 購入担当者と VPP アカウントが該当 ABM 組織に関連付けられます。

詳細は、Apple 社のサポート記事を参照してください。

VPP アカウントがすでに Apple Business Manager の対象となっている場合 

ABM の「App とブック」への移行の過程で、既存の VPP 購入担当者を「場所」に追加する必要があります。この移行を完了する前に必要な確認項目の詳細は Apple 社から提供されています。また、混在環境で同じライセンスが関連付けられた 2 つのトークン (レガシー トークンと場所ベース トークン) がアクティブになってしまう事態を避けるため、VPP アカウントと「App とブック」の場所を 1 対 1 で関連付けることが推奨されている点にも注意してください。下図に具体例を示します。

詳細は、Apple 社のサポート記事を参照してください。

警告:購入担当者の「場所」への移行が完了するまでは、場所ベース トークンをダウンロードしたり、「場所」にライセンスを移動したりしないでください。移行完了前にこれらの操作を行うと、この新しい「場所」ベースの機能が AirWatch で正常に動作しない可能性があります。 

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図 1

  1. 最初の購入担当者を場所 #1 に移行
  2. 1000 ライセンスすべてが場所 #1 に移行される
  3. 両方のトークンは同じデータを保持しているが、新トークンについてのみ API レスポンスに場所データ詳細が含まれる
  4. 2 番目の購入担当者を場所 #2 に移行
  5. 1200 ライセンスすべてが場所 #2 に移行される
  6. 場所データ詳細を除き、両方のトークンは同じデータを保持

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図 2

  1. 最初の購入担当者を場所 #1 に移行
  2. 1000 ライセンスすべてが場所 #1 に移行される
  3. 両方のトークンは同じデータを保持しているが、新トークンについてのみ API レスポンスに場所データ詳細が含まれる
  4. 2 番目の購入担当者を場所 #1 に移行
  5. 未割り当ての 800 ライセンスだけが場所 #1 に移行される
  6. 400 ライセンスは購入者のレガシー トークンに残り、各トークンは異なるデータを保持
  7. * これらのライセンスを場所 #1 に移行するには、ASM 購入担当者 #2 からの割り当て解除が必要

AirWatch での「App とブック」のサポート

以下に、移行に伴う AirWatch での構成/挙動を示します。移行は Apple 社の推奨手順に従ってください。それ以外の方法で移行した場合、下記の記載が当てはまらない状況が生じる可能性もあります。 

  1. アカウントと ABM の場所が 1 対 1 で関連付けられていれば、既存のライセンスとユーザーはこれまでどおり機能します。
  2. すべてのライセンスとユーザーが場所ベース トークンに移行済みの場合に限り、既存のトークンを更新して場所ベース トークンに置き換えることが可能です。
  3. ABM の場所に最初のアカウントを追加すると、割り当て済みライセンス、未割り当てライセンスのすべてがその場所に移動されます。その後、AirWatch でトークンを更新する際には、この新しい場所ベース トークンを使用します。
  4. 1 つの場所に 2 つ目以降のアカウントを追加すると、転送が完了した時点で、各アカウントの未割り当てのライセンスのみがその場所に移動されます。
  5. 1 つの場所に 2 つ以上のアカウントを追加した場合、必要に応じてコンソール上の異なる OG に個別にトークンをアップロードできるようになります。
  6. すべての購入担当者に対して「App とブック」への移行を一度に行うことを推奨します。詳細は、前述の Apple 社のサポート記事を参照してください。
  7. VMware AirWatch では現在、ABM で使用されているトークンとライセンスをより容易に把握できるようにするため、トークンに含まれる新しい場所データがコンソール UI に表示されるよう、機能改善に取り組んでいます。なお、これは純粋に管理者の利便性を向上するための改善です。VPP 場所ベース トークンの主要機能サポートするために必要な実装ではありません。さらに詳しい情報は、VMware AirWatch からのリリース アナウンスを参照してください。

よくある質問 (FAQ)

AirWatch では場所ベース トークンがサポートされていますか。

はい。アカウントを場所に移行した後も、既存のライセンス展開はこれまでどおり機能します。現時点で AirWatch がサポートしていないのは唯一、新トークンに含まれる新しい場所データを AirWatch コンソールに表示する機能だけです。

現在のアカウントを新しい場所に移動する場合の注意点は何ですか。

Apple 社のサポート記事によれば、購入担当者アカウントと場所の 1 対 1 の関係を維持し、すべてのアカウントの移行を一度に行うことが推奨されています。

AirWatch でのトークンの更新はどのタイミングで実行すべきですか。

購入担当者アカウントを場所に関連付ける前に、ご利用のすべてのトークンを更新しておくことをお勧めします。これにより最長で 1 年間の有効期間が得られるため、購入担当者のレガシー トークンを新しい場所ベース トークンに更新する際に何らかの問題が発生した場合でも、ある程度の猶予期間を確保することができます。

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免責事項:これは英文の記事「VPP Location Tokens for Apple Business Manager」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

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