背景
近日中に予定されている Samsung S8 および S8+ デバイスへの Android 8.0 (Oreo) のリリースに関し、Android for Work の仕事用プロファイル (Work Profile) 管理デバイスにおいて現行の AirWatch Agent 8.0.1 で問題が生じることが確認されました。これまで仕事用プロファイルの完全性を確認するために使用していたロジックが、Samsung 製 Android 8.0 (Oreo) デバイスでは利用できなくなります。完全性が確認できないと、仕事用プロファイルを検証できず、デバイスは加入対象と認識されません。
この問題は以下のデバイスでのみ発生します。
対象デバイス
モデル | Samsung S8 および S8+ |
OS | Android 8.0 (Oreo) |
管理モード | Android for Work の仕事用プロファイル (Work Profile) |
お客様へのお願い
Android 8.0 (Oreo) を搭載した Samsung S8 および Samsung S8+ デバイスでは、AirWatch Agent 8.0.1 を使用して Android for Work の仕事用プロファイル (Work Profile) 加入を行うことができません。互換性があるバージョンの AirWatch Agent がリリースされるまで、ユーザーには Android 8.0 (Oreo) へのアップグレードを控えるように依頼してください。
アップグレードした場合、デバイスは管理対象として認識されなくなり、コマンドを受け取ることもできなくなる可能性があります。ユーザーはデバイスから仕事用プロファイルを削除しなければならず、結果として業務アプリのデータはすべて失われます。以下、互換性があるバージョンの AirWatch Agent をインストールする前に OS アップグレードを実行した場合の影響範囲と推奨アクションを、状況別に示します。
現在 AirWatch Agent 8.0.1 を使用して加入済みのデバイスを Android 8.0 (Oreo) にアップグレードした場合
仕事用プロファイルの中か外かにかかわらず、デバイス上で AirWatch Agent を開かないでください。
Android 8.0 (Oreo) にアップグレードしたデバイスで、仕事用プロファイルの外にある Agent を開いた場合
この操作を行うと 有効化 ボタンが表示されますが、このボタンをクリックしないでください。有効化 ボタンをクリックすると、デバイスは加入解除されます。この場合、ユーザーは手動で仕事用プロファイルを削除し、デバイスを再加入する必要があります。このとき、業務アプリのデータはすべて失われます。
Android 8.0 (Oreo) にアップグレードしたデバイスで、仕事用プロファイルの中にある Agent を開いた場合
この操作を行うと、いったん「AirWatch へようこそ」の画面が表示されますが、直後にデバイスは管理対象外と認識され、AirWatch サーバと通信できなくなります。この場合、ユーザーは手動で仕事用プロファイルを削除し、デバイスを再加入する必要があります。このとき、業務アプリのデータはすべて失われます。
修正バージョン
この問題は Android 向け Agent 8.0.2 で解決済みです。
Other Languages: English
免責事項:これは英文の記事「[Resolved] AAGNT-182598: Android 8.0 (Oreo) issues on Samsung S8, S8+ devices」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
1 Comments