新しい iOS Swift SDK に向けての準備

iOS 向け Swift SDK について

Swift SDK は、刷新された、まったく新しいバージョンの iOS プラットフォーム向け AirWatch SDK です。この SDK は従来の Objective-C SDK を基に作成されていますが、Apple 社の Swift 3.1 プログラミング言語 (https://developer.apple.com/swift/) が利用されており、さらに多数の最新技術も盛り込まれています。

 

Swift SDK のメリット

Swift SDK を使用することで、Apple 社が提供する最新技術を利用できるほか、ユーザー エクスペリエンス向上やパフォーマンス改善などのメリットを得られます。

ユーザー エクスペリエンス

  • アプリの切り替え抑制 – アプリ データ共有のための新しいプロトコルを使用することにより、処理中にアプリが切り替わる回数を大幅に削減しました。詳細は、後述の「Objective-C と Swift の動作の違い」を参照してください。
  • Workspace ONE デバイスのサポート – Swift SDK アプリでは Workspace ONE から加入したデバイスもサポート対象になります。(今後リリースされる新しいバージョンの Workspace ONE アプリも必要)

将来に向けてのアーキテクチャ

  • ユーザー エクスペリエンスやパフォーマンスの向上のような目に見える形での改善のほかに、この新しい Swift SDK では基本的なアーキテクチャにも大きな変更が加えられています。これは、Bitcode サポート、最新パッケージ管理技術 (CocoaPods など) の採用、といった将来的な機能改善に備えてのことです。

 

Swift SDK の公開時期と入手方法

Swift SDK Beta (v17.5) は AirWatch Beta ポータルで入手可能です。アクセス権限に関しては、貴社の営業担当者または AirWatch サポートまでお問い合わせください。

 

Objective-C SDK の今後

Objective-C バージョンの iOS SDK はメンテナンス モードに移行します。新機能や機能拡張は今後、Swift SDK にのみ導入される予定です。

 

社内アプリに Objective-C SDK を使用している場合に必要な準備作業

最初に、挙動およびインターフェイスでの変更についての下記の説明をご覧ください。Swift 3.1 ライブラリとの統合方法を決定するには、ご利用の社内アプリのソース コードにアクセスできる必要があります。また、ご利用の Xcode が Swift 3.1 互換バージョンであることも確認してください。

すでにご利用の SDK 機能にもよりますが、既存の SDK アプリでキーチェーン共有を有効にしている場合は、Swift SDK との統合によって、より快適な操作性をエンドユーザーに提供できるようになります。

 

Objective-C と Swift の動作の違い

Swift SDK には、SDK アプリが共有キーチェーンを使用するための新しい機構が導入されています。SDK アプリは、この共有キーチェーンを使用することで、同じデバイス上の他の SDK アプリと通信できるようになります。共有キーチェーンの使用には、セキュリティの面でもユーザー エクスペリエンスの面でもメリットがあります。

同じ開発者アカウントでビルドされており、同じキーチェーン グループ (クラスタ) に属する SDK アプリは、互いにアプリのパスコードと SSO セッションを共有できるようになります。これにより、認証のたびに必要だった Agent アプリや Container アプリへの切り替えが不要になります。ただし、同じデバイス上にインストールされていても、異なるキーチェーン グループに属するアプリは、このパスコード共有機能を利用することはできません。サーバ URL などのセットアップ情報を取得する場合など、 Agent、Container、Workspace ONE への切り替えが必要になる状況も依然としてありますが、このような切り替えは通常、そのアプリのグループ (クラスタ) ごとに 1 度しか発生しません。

この新しい「クラスタとしての動作」を下図に示します。点線のクラスタは、同じ開発者アカウントと同じキーチェーン グループを示しています。同じ色で示されているアプリは、互いに情報を共有できる SDK アプリを表しています。

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Swift SDK アプリと Objective-C SDK アプリとの連携および両方が同じデバイス上に存在する場合の動作

アプリのひとつを Swift SDK 対応バージョンにアップグレードした場合 (下図の State 2 )、パスコードなどのアプリ データ共有において、前述の「動作の違い」セクションで説明した「クラスタとしての動作」が Objective-C SDK アプリにも適用されるようになります。つまり、Objective-C アプリでも認証時のパスコード取得で Agent への切り替えが発生しなくなり、キーチェーン クラスタ外のアプリとパスコードが共有されることもなくなります。

注:「Anchor」(アンカー) アプリとは、AirWatch Agent、AirWatch Container、Workspace ONE を指しています。

Picture_2.png

免責事項:これは英文の記事「Preparing for the New iOS Swift SDK」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

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